原発災害と生物・人・地域社会への影響と補償・生活再建の途を探る
飯舘村放射能エコロジー研究会(IISORA)では、12月7日(日)に、通算第5回目となるシンポジウムを福島県青少年会館で開催いたしました。多数のみなさまにご来場いただき、どうもありがとうございました。
なお、当日の様子は、IWJさんに中継いただきましたので、こちらからご覧いただくことができます。
当日の発表スライドの公開を開始いたしました。今後、準備が整ったものから順次、公開予定です。(12/10)
開催概要
日時:2014年12月7日(日)11:00~17:10
場所:福島県青少年会館 大研修室 (収容人数約200名)
参加費:無料 (どなたでもご参加いただけます)
参加申込:当日受付可 (直接会場にお越し下さい。)
※受付の混雑緩和のため、事前参加登録にご協力ください。 (登録終了しました)
本シンポジウムの開催にあたっては、「公益財団法人大和証券福祉財団 平成26年度「第4回災害時ボランティア活動助成」の予算を使用しています。
※詳細につきましては、チラシ(PDFファイル)をご覧下さい。
プログラム
<開会あいさつ> 11:00-11:05
<第1部> 11:10-12:30 放射能の生物・生態影響
座長: 小澤祥司
◆汚染地域におけるヤマトシジミの異常率の推移(2011-2013)(発表スライド)
大瀧丈二/琉球大学
◆放射線汚染地域のため池に棲むコイの健康状態(発表スライド)
鈴木譲/元東京大学
◆放射線被曝によるサルへの影響(発表スライド)
羽山伸一/日本獣医生命科学大学
質疑応答
<昼食休憩> 12:30-13:30
<第2部> 13:30-14:20 放射能汚染の実態解明と除染
座長:菅井益郎/國學院大學
◆飯舘村農林地の汚染と飯舘・浪江・山木屋の住宅内の放射能汚染の実態(除染後の評価)
糸長浩司/日本大学
◆飯舘村や浪江町赤宇木での放射能汚染調査の報告(発表スライド)
今中哲二/京都大学
質疑応答
<休憩> 14:20-14:30
<第3部> 14:30-17:10 補償と生活再建の道を考える
座長: 糸長浩司/日本大学
◆飯舘村民の避難生活と生活再建意向
浦上健司/エコロジー・アーキスケープ、糸長研究室
◆補償と生活再建への思い
長谷川健一/飯舘村民、杉下初男/飯舘村民、市澤秀耕/飯舘村民、國分富夫/原発事故被害者相双の会
◆原発事故におけるADRの意味と展望
保田行雄/弁護士
討論
主催:飯舘村放射能エコロジー研究会/共催:NPO 法人エコロジー・アーキスケープ
協力団体:飯舘村後方支援チーム、京都大学原子炉実験所原子力安全研究グループ、原子力資料情報室、原発事故被害者相双の会、国際環境NGO FoEジャパン、市民エネルギー研究所、日本大学生物資源科学部糸長研究室、BIOCITY、ふぇみん婦人民主クラブ、福島から祝島へ~こども保養プロジェクトの会、福島の子どもたちとともに・湘南の会、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター家田研究室
協賛団体:認定NPO法人自然環境復元協会