あれから4年 震災・原発災害克服の途を探る
飯舘村放射能エコロジー研究会では、2015年5月16日(土)に通算6回目となるシンポジウム「あれから4年 震災・原発災害克服の途を探る」を日本大学 生物資源科学部 湘南キャンパスにて開催いたしました。多数のみなさまのご参加をいただくことができました。心よりお礼申し上げます。
当日の提示資料の公開を開始いたしました。提示資料は、以下のプログラム中の発表スライドをクリックしてご覧ください。今後、順次公開資料を追加して参ります。
開催概要
日時:2015年5月16日(土) 11:00~17:50
場所:日本大学 生物資源科学部 湘南キャンパス 本館 大講堂
〒252-8510 神奈川県藤沢市亀井野1866
参加費:無料(事前の申し込みも不要です)
詳細につきましては、チラシ(PDF)をご覧ください。
プログラム
◆第1部 (11:00-12:30) 生物と人への影響
座長:小澤祥司
「福島第一原発事故被災動物の線量評価事業の立ち上げから今後の課題」(発表スライド)
福本学/東北大学
「フクシマ原発事故被害者の健康と命を守るために」(発表スライド)
振津かつみ/兵庫医科大学
「原発事故と放射能被害:チェルノブイリと福島の調査より」(発表スライド)
今中哲二/京都大学
◆第2部 (12:30-13:30) 写真展・ポスターセッション
飯館村民、研究者、市民グループ等
◆第3部 (13:30-15:00) 放射能被害の拡大と除染の限界
座長:菅井益郎
「農林業系放射性廃棄物の減容化事業(焼却処理)に伴う健康リスク」(発表スライド)
藤原寿和/放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会アドバイザー
「住環境住まいへの影響と除染の効果と限界」
糸長浩司/日本大学
「放射能に汚染された「飯舘村」を測って四年(失われた自然の恵みは?)」(発表スライド)
伊藤延由/飯舘村
<休憩 15:00-15:15>
◆第4部 (15:15-16:45) 震災・原発災害克服の途を探る
座長:糸長浩司
「放射能とその被害の可視化を巡って〜撮影取材とモンタージュの試み」
豊田直巳/写真家
「賠償と生活再建の途」
長谷川健一/飯舘村民救済申立団 団長
「飯館村民のADR集団申立の意味と意義」
保田行雄/飯舘村民救済弁護団 共同代表
◆第5部 (16:45-17:45) 総合討論
モデレータ:糸長浩司
◆主催:飯舘村放射能エコロジー研究会、日本大学生物資源科学部建築・地域共生デザイン研究室
◆共催:NPO法人エコロジー・アーキスケープ
◆後援:日本大学生物資源科学部戦略的研究基盤形成支援事業
◆協力団体(50 音順):飯舘村後方支援チーム、飯舘村写真展実行委員会、 エントロピー学会東京セミナー、京都大学原子炉実験所原子力安全研究グループ、原子力資料情報室、原発事故被害者相双の会、國學院大学共存学プロジェクト、国際環境NGO FoEジャパン、災害復興まちづくり支援機構、市民エネルギー研究所、世界自然保護基金(WWF)ジャパン、星槎大学鬼頭研究室、日本大学生物資源科学部糸長研究室、BIOCITY、ヒューマンライツ・ナウ、ふぇみん婦人民主クラブ、福島から祝島へ~こども保養プロジェクトの会、福島の子どもたちとともに・湘南の会、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター家田研究室