被災後13年の飯舘村の被害実態、暮らし、村人の健康
原発事故災害から13年経過したが、未曽有の激甚災害は継続中ともいえる厳しい状況、先の見えない状況であることに変わりません。その中においても、飯舘村民は希望を持ち、飯舘村内外で暮らししています。どこの場所でどう生きるか、家族や仲間と、仕事をどうするかを問いつづけています。
農山村地域での長期的な放射能汚染の実態を国は無視しています。そのような中での人間の健康、土・水・大気・植物の健康が心配です。その科学的解明と予測、その研究成果を被災者とともに学び、将来に向けた対策、飯舘村人の生活、飯舘村の大地の将来について考えていきたいと思います。
開催概要
日時:2024年11月2日(土) 12:30~17:10 ※11月3日(日)午前中は飯舘村内見学
場所:飯舘村交流センターふれ愛館 ホール(収容人数約200名)
事前の参加申込は不要です。どなたでもお気軽にご参加ください。
参加費:無料
※詳細につきましては、チラシ(PDFファイル)をご覧下さい。
※オンラインで中継予定です。詳細が決まり次第、ここに掲載いたします。
お問い合わせ先メールアドレス sympo2024あっとiitate-sora.net (あっとを@に置き換えて下さい。)
プログラム
11月2日(土)
総合司会 佐久間淳子/IISORA
<開会あいさつ>
糸長浩司/IISORA
<第1部> 12:40-14:00 村人の部
◆初期被ばくとふるさと喪失の裁判
菅野 哲/村人
◆里山の幸(山菜・キノコ)の放射能汚染推移
伊藤延由/村人
◆飯舘村の13年と今後
佐藤八郎/村会議員
◆飯樋行政区の今と悩み
渡辺富士男/村人
◆資料提供
飯舘村「飯舘村の現状と復興施策について」
<休憩> 14:00-14:10
<第2部> 14:10-16:00 専門家の部
◆飯舘村の放射能汚染のこれまでとこれから
今中哲二/IISORA
◆ヤマトシジミにおける福島原発事故後の野外採集調査:形態異常と個体数の推移
阪内香/元琉球大学
◆里山生活の課題(住宅、作物、蜂蜜)と健康、バイオマス発電と大規模風車
糸長浩司/IISORA
◆原発事故被害から健康と暮しを守る
振津かつみ/IISORA
<第3部> 16:05-17:00 総合討議
司会:糸長浩司
登壇者:発表者全員
会場との討論
<まとめ> 17:00-17:10
菅井益郎/IISORA
<懇親会>
終了後、「飯舘村きこり」にて
11月3日(日)
9:00~13:00 飯舘村の現地見学
出発 ふれ愛館 駐車場 9時
解散 ふれ愛館 駐車場 13時
主催:飯舘村放射能エコロジー研究会(IISORA)
共催:NPO 法人エコロジー・アーキスケープ
協力団体:R-DAN、原子力市民委員会、原子力資料情報室、原発事故被害者相双の会、国際環境NGO FoE Japan、市民エネルギー研究所、日本環境会議(JEC)、日本大学生物資源科学部内ケ崎万蔵研究室、高木仁三郎市民科学基金、チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西、BIOCITY、ふぇみん婦人民主クラブ、福島の子どもたちとともに・湘南の会、福島原発事故被害から健康と暮しを守る会